半額弁当研究家

「なんでもない、ただ欲しがるやつらが争っているだけだよ」大学在学5年間に365日中363日半額弁当取得成功(内1日は元旦休業日)。半額弁当取得成功率99%を誇る半額弁当研究員の研究報告。元野村證券のオタク女のブログです。お仕事の依頼はこちらから→k21293694@gmail.com

半額弁当で体を壊した。

大学時代は半額弁当に明け暮れた。私は半額弁当が大好きだった。自炊は面倒臭いと思っていた。ただ大学を卒業して2年、社会人生活3年目。とうとう体を壊してしまった。そこから私の自炊ライフが始まった。

 

自炊を楽しめるようになったきっかけは「南極料理人」という南極での映画を見たことがきっかけだ。その日富山から帰ってきた私は映画を見たくて仕方なかった。そこでこの映画と出会う。終始不思議で独特な雰囲気の映画に心落ち着いた。

 

そんなこんなで半額弁当をしばらく食べていない。次の半額弁当研究家は君たちに任せるとしよう。

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四元豚のロースかつ重(893kcal)

がっつりしたものが食いたい!健康や栄養バランスのことなどあまり考えずに、パンチのあるがっつりしたあぶらっこいものが食いたい。ということでカツ丼をたべることに。カツ丼とカツ重の違いがそもそもよくわからん。でもとりあえず食べてみた。パンチがあるっ!ただとんでもなく体にはよくなさそうだ。味噌汁と一緒に食べると最高の一品だ。若者にオススメの一品だ。

 

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超おすすめ!レモンチキンペッパー弁当(476kcal)

最近、夏場で体調が悪くて仕方ない。そこで、このお弁当を食べることに。女子栄養大さんが監修している野菜を中心としたお弁当だ。普段脂っこいものやカロリーの高いものを食べてる人にはおすすめだ!とにかく野菜が上手い!そして野菜の種類が多いからとても栄養バランスがとれている。これは本当におすすめの弁当だ。

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ししゃも磯部フライ(348kcal)

腹が減っては戦はできぬ。そう思ったのはいつの日だったろうか?私はお腹が空いていた。炭水化物的なものも、タンパク質的なものも、糖質的なものの全てが足りていなかった。

今は夜中の10時だ。行くなら今しかない。私は自転車を漕ぎだした。これは勝負だ。他の誰でもない、自分との戦いだ。よし、行こう。

そして、私の勝ちだ!ししゃもが好きだ。横浜が好きだった。これからは何を食おうか?

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国産ごぼう人参のかき揚げ 2個入り(314kcal)

半額弁当ではないけど、半額のかき揚げを買ってきた。レンジで温めて食べるか、そのまま食べるか迷ったがそのまま食べた。温めるとパリパリ感が失われると思ったからだ。

食べてみた。とんでもない油が口の中に広がる。油の抜けた体にこれは染み渡ってきやがる。けっこー腹一杯になる一品でした。ついでに鈴カステラも買ったからそれも食べたよ。

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「脂乗り抜群な国産ぶり照焼弁当(白飯)」(884kcal)

まずこのネーミングセンスに脱帽だ。そして俺の机はダンボールなのにも脱帽だ。なんといってもこのぶりのインパクト。ぶりにレモンをつけてもまた絶品なのだ。とにかくぶりなお弁当だ。うまし。

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負け犬の味

今日は半額になる前にほとんどの弁当が売れていて残り1個だけ通常価格で販売されていただけだった。これは多分半額にしなくても買うだろうという感じだったから、半額の惣菜を大人しく買って帰った。負け犬には負け犬の味があるのさ。お弁当、食べたかったですねえ…

 

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「サーモンチーズフライ&鶏ももから揚げ弁当」(768kcal)

このお弁当は二段弁当になっている。半額じゃなかったけど買ってしまった。

なかなかアイデアが面白い商品だ。味もおいしかたし。子供ゴコロをくすぐる商品だった。サーモンチーズがなんかわからない味がした。でもうまいのだ。俺は白身フライが好きだ。f:id:norane:20170211215548j:plain

 

牡蠣めし弁当(765kcal)

腹が減えったー。あれは何時頃だっただろうか…
ひさひざに心地よい空腹感を抱えていた私は空腹で動きにくくなった体を引きずり回してそこへたどり着いた。

「ここがスーパーというところか…」
来てみるまではその存在は半信半疑だった。まさか食品を老朽化させることなく販売している販売店があるとは到底信じられなかったからだ。

現実は小説よりも奇なり。たくさんの人間がそこにいて右往左往していた。だがその人間の数よりも食品の数の方が多いのだ。なんという集中力!

そしてこの商品と遭遇する。即決だ!買いだ!
家に帰って食べだ。

牡蠣を弁当で食べられるとはこれいかに。またまたイクラが少し乗っているのもこれまた美味し、極上であった。

電子レンジ(後光が差す編)

電子レンジ、それは食品を分子やらで温めるための電化製品である。僕は大学は工学部の電気電子工学科(通称:電電)に所属していたから電子レンジの話を教授がちょいちょい話しているのを聞いていた。

そのアホ教授によると電子レンジは一般人にはもったいないほどの文明の進化の塊らしい。まあ、アホ教授の話はここまでにしよう。というか大学教授なんて生き物は正確になにかしらの欠陥がないと務まらないだろう。どうでもいい、大学教授の話なぞどうでもいいのだ。

ようは電子レンジだ。これは神が与えし究極のともしびだ。わずか2分間を彩るオレンジ色の電灯と熱。暖かいオレンジ色。霞のかかったぼやけた橙色。

 

「ガチャ!」

戦いを終えて今日も今日とて獲物を手にいれた。相変わらず暗い部屋は安心する。小さな明かりをつけて、電子レンジの前に立つ。獲物を取り出すとそれをレンジにそっと置く。2分間の時間制限を設けてオレンジのやわらかい光が弁当を照らす。暗い部屋だからこの橙色が輝ける。電子レンジのやわらかい明かりにつつまれてお弁当は再生する。

半額弁当研究家が半額弁当を狩りに行くようになった理由(ワケ)

「大学を出るとね、体調面で半額弁当を食べ続けるのが難しくなるんだ。」その記憶を覚えている。男は風呂上がりのラフな格好をしていて、半額弁当を目の前にしてもいっさい動じることなく獲物を狩ると1人ニヤニヤしながら自動ドアを出ていくのだ。

 

初めは「好奇心」と「非日常への憧れ」と「金欠」と「自炊の面倒さ」からだった。

 

あれはいつのことだったろうか…初めて半額弁当を取りに行った日のことはいつのことだっただろうか?確か大学へ入った年の秋頃だったと思う。そろそろ冬が近づいてきたという肌寒さはありつつも長袖を着ていれば防寒は問題無いという時期だった。ふと夕暮れと暗闇とが織りなす華麗なアーチ。世界が色を変える。真っ暗になってから僕らの私たちのショータイムは始まることは直感で知っていた。この時間まですっかりなんにも食べてない。でも僕の戦いは夜の戦い。小・中学生ならば補導対象となる夜の10時だ。その時間帯に僕は大学生になって県外へ下宿しているという自由を感じずにはいられなかった。これが自由。与えられるものではなくて自身の手で掴み取るもの。今目の前にあるスーパーには自由へ至るためのものがある。僕に自由と満腹と感動と非日常を与えてくれる。

 

いざゆかん、決戦の地へ。僕は初めて夜中の夜10時のスーパーへ潜り込んだ。実際には半額シールが貼られる時間(ショータイム)の20分程度前に乗り込んだ。今思えば青二才だったと思う。常連となり「半額の貧乏大学生」の異名と言われる存在になった時にはいっさいの時間ロスはなかった。ショータイムの10分前にスーパーに駆け込み、商品をなにげなく物色する。もちろん半額で買おうなどという嫌らしい雰囲気を一切醸し出さずにだ!

「俺はたまたま弁当コーナーの近くを通りかかって弁当のラインナップを眺めているだけだが、なにか」

完璧だ!まさに完璧なのだ!いっさいの動きに無駄がなく弁当を眺めていくのだ。

 

最初はその能力など微塵もなかった。ドキドキだった。俺はいったいどんな目で見られるのだろうか?アニメ「ベントー」の影響を受けてそれにインスパイアされたと思われるではないだろうか?不安だらけだった。当時の僕には不安しかなかった。俺に獲物を狩れる能力があるだろうか、そして無事に食事にありつけるだろうか…

 

そんな思いとは裏腹に幕は切って落とされるのだった。その重々しくも紺色の扉、従業員のみが入ることを許された両開きの扉から男は来たのだった。その熟練工を思わせるがごとく刻まれた皺と半額シールを貼り続け鍛え抜かれた腕が腕まくりしている袖口からこちらを覗く。恐怖はなかった。その時にはもう不安もなかった。ただなにが起こるのかをひたすら逃すまいとして眺めていた。

 

「後悔はない。これから起こる戦いに、これまでの戦いに、僕は後悔はない」

 

男は慣れを超えた熟練の域で弁当コーナーと惣菜コーナーを眺め、散らばった商品を1箇所に集中させていく。そしてその時は来た。

 

「ピッ!」

 

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

従業員がお弁当のバーコードを読み取り、装置から出てきた半額シールを貼っていく。

俺の心臓の鼓動が高鳴る。これが…噂の…これが伝説のハーフプライスラビリングタイムというやつか…アニメのとは随分違う。これが現実か。

 

なんだこの状況は…手を伸ばせば手が届く…とれるぞ…幸い周りに人はあまりいない。だが。でも。なんだこの状況は。

「どうしてお弁当の値段が半額になるんだ?!!」

その疑問が胸を射抜いた。世の中には価格がある。それは貨幣との等価交換を示したものだ。しかし、今起こったことはなんだ!その価格をいとも簡単に半額に落とした。世の中に価格を決められるものなど存在するのか?目の前にいる。こいつは一体なんなんだ。そしてその半額の弁当を取ろうとしている俺はなんなんだ。俺は一体何者なんだ!誰かその答えを教えてくれ!哲学的な問いに絡め取られがんじがらめにされて身動きがとれなくなくなる。

 

この答えを教えてくれるとしたら目の前にあるこいつだ。半額の「紅鮭弁当」。この弁当は普通の「紅鮭弁当」ではない。半額の「紅鮭弁当」なのだ。この一瞬で存在価値である価格を変えられたのだ。どうして一緒のものと思えるだろうか?いや確かにこれは以前の紅鮭弁当なのだ。だがこれが本当に同一と言えるのか?

 

とそんなことを考える間も無く、僕は半額弁当に手を伸ばし、弁当の上部を鷲掴みにした。そして指の筋肉に指示を出した。「掴め!」と。そして掴んだ!そして伸ばした腕を引き戻した。体は伸びた状態から正常な状態に戻っていく。今までの状態が全て異常だったのだ。そのお弁当をカゴに詰めた。

「やった!…ん?やったのか?」

疑念と確信がない交ぜになっていく。そして確信に変わった。決まりだ。この状態は「確保だ!英語で言うならkeepだ!俺は確保者だ!俺は確保者なのだ!英語で言うならkeeperだ!」

 

だが再び疑念の渦に刈り取られる。

「果たして本当にこれは半額なのだろうか…」

それはそうだ。価格が一瞬にして半額に変わるんだというでたらめな状況があってたまるか!それでは市場経済が滅茶苦茶になってしうじゃないか!これを商品購入ゲートに持って行くまではこの疑いは晴れない…もしかしたら僕が認識している「半額」という文字が他の人からは「倍額」と見えているかもしれないじゃないか。僕の世界が他の人の見ている世界とどうして同じと言えるだろう?僕は自信がなかった、当時の僕なんて自身のなさの塊だった、自己否定の塊だった。

「だめだ…白か黒か試す勇気なんて…願わくば通常価格のグレーゾーンであってくれ。」

だが動き出した列車はとまらなかった。次々とゲートに人々が飲み込まれていく。次々と人々が等価交換を成立させていく。そこになんの笑みも感情もなかった。ただひたすらあたりまえの日常が映し出されているだけだった。そこに恐怖を感じずにはいられなかった。

さながら最後の審判を受けるのが私のような気分だった。

「死ぬのなら潔く死のう…滅びるのなら滅びてしまおう…こうなったら、ここまできたら腹をくくるしかない。」

そう決めてからは僕の心はすっと波が引いたように静かに平静を取りもどした。採光が光り輝くこの店内で僕は全ての人の呼吸と心臓音が聞き取れるがごとく研ぎ澄まされていたわけはないけれど、舞台は整っていた。

「さあ、始めようか!パーチーの始まりだ!」

そしてその時は来た。等価交換の始まりだ。人はなにかの犠牲無くして前に進むことはできないのだ。

その店員はひどくこなれた手つきとふるまいを見せていた。まるで千手観音のように思えた。こいつの手の軽やかさは一体なんなんだ。その男にこのスーパーの常連である証明証を手渡した。男はその証明書を見るや疑うこともなしに機械に証明書のバーコードを読み取らせた。

無機質な読み取り音が響く。「ピッ!」

そして男は証明書を私に返却した。そして物をよこせと言わんばかりに僕のカゴを引き寄せた。空間移動が始まる。次元の狭間…その機械の読み取りの前後には明らかに境界があるのだ。境界の境目と果てには一体なにがあるというのか?そんなことを思う隙もなく男は僕の買い物かごの「おーいお茶」と「みたらしだんご」と「紅鮭弁当」と読み取った。そして審判はくだった。

支払いをすました。僕は袋に勢いよく詰めると逃げ去るようにその場を後にした。そして店内の入場ゲートをくぐろうとするまさにその時、自動ドアが開閉を繰り出したその時だった。

「買った!」

僕はほくそ笑んだ。だめだ、まだ笑うな…まだ店内を完全に出ていない。自動ドアに足を踏みかけた時だ。自動ドアから体を出すというその時に勝ちを宣言しよう。

一般人ども、お前たちは綺麗に買おうとしすぎだ。夜中の世界を覗こうとせずに昼の世界で生きようとしたお前たちには罰として通常価格がつけられたのだ。Lなら「みたらしだんご」ですら半額で買おうとしただろう…ニアおまえは綺麗に買おうとしすぎだ!そして僕は半額弁当界の神となる!

「ウイーーーン!」

「ニア、僕の価値だ!」

 

…………

そして男は自転車で家に帰って行った。

 

かにクリーム&チーズ焼チキン弁当(825kcal)

近くのサミットストア(関東系列のスーパー)で購入。このスーパーはあんまり半額にしないことで有名(?かどうかはわからないけど)なんだけど、今日は開店時間と閉店時間が変則だったからか、運良く半額ゲット。

このお店の弁当は美味しいんだけど、半額よりも100円引とか50円引きが多くて、あんまり買えない(50円引きと50%引きは間違いやすいからやめてほしい)。

とにかく今日はこれを食べた。食べてみて、思った。

やっぱ肉がうまいわ。そしてレモンつきというありがたさ。おまけにカニクリームコロッケがついている。かなり豪勢という印象だ。満足度69%だ。

ただ熾烈な戦いがなかったのが物足りない…でも流石、「匠味」ってシール貼ってあるだけあるわ。

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「どん兵衛」464kcal

埼玉と東京の境の河原で昼間からどん兵衛を食う。とにかく河原と日差しが綺麗。
近くのコンビニでお湯を注ぎ、こぼさないように河原まで運ぶ。多分5分ぐらいかかった。
やっぱどん兵衛は関東より関西味しょ。

「海鮮四天王天丼」1011kcal

埼玉のアリオ(イトーヨーカドー)でタイトルの通りの「海鮮四天王天丼」を買った。まず、その名前なんだよと言いたくなる。
名前がかっこいいから買ったようなものだ。そしてハイカロリー。
食べてみた。

天丼特有のべったり感がある。作りたてならパリパリしてんだろうけど、やっぱ閉店間際まではもたない。
うん。でも具材が豊富でいい。
そしてクソデカイ。
名前負けしてるなこの商品。点数50点。

「カレーソースのチキンかつライス」1048kcal

本日の成果はこれ。

 

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とにかく飢えていた。僕はお腹がペコペコだった。そしてお金を使いたくなかった。今日の弁当はかなり高カロリーだ。見た目のインパクト良し、ボリューム良し。、カレーソス良しだ。

 

レンジで温めてゆげがたちこめた瞬間、よだれがした。今日は土曜だから、土日の特別弁当があったけどこいつを選んだ。それはどう考えても正解だった。それ以上でもそれ以下でもない。

 

レモンつきだ。レモンをつけずにチキンかつをいただく。

 

「さくっ!!!!!」

 

さくっとしている。このチキンかつはさくっとしている。そしてカレーソースと絶妙に絡み合っている。美味い。カレーソースとキャベツを合わせて食べても良し。

満足だ。ひさしく満足だ。